25日目 アメリカの入国審査で別室送りに
今日は最後の地ニューヨークにマイアミ経由で向かいます。
朝、セブンイレブンで食料を買いだめして向かいます。
空港到着。
アメリカン航空を利用します。ワンワールドグループだし、サービス良いのかなと調べると、まさかのアメリカの航空会社内でワースト2(笑)
後から知りましたが、9.11テロでジャックされてしまったのもアメリカン航空。そうゆうのも関係あるのでしょうか。
とりあえず、機械で自動チェックイン。マイアミ行きと、ニューヨーク行きのチケットを無事に入手。
手荷物検査を抜け、何番ゲートかチケットを確認すると異変が。。
なんかいつもと違ーーう。なんか英語いっぱい書いてあるーーーー(笑)
とりあえず、ゲートで聞いてくれとあったので、ゲートのスタッフに質問。スタッフに聞いても20分後に来てくれとしか言ってくれませんでした。
ネットで調べると、いわゆるSTANDBYという状態らしく、予約した人数ではなく、実際にチェックインした人数で席を割り振るやり方みたいです。
アップグレードする可能性(インボラ)もあるとのことでたが、エコノミーでした(笑)※詳しく知りたい方は、スタンドバイ、オーバーブッキング、インボラで検索(笑)
マイアミへ向かいます。途中、アメリカの何ーーーにも無い大地の上を通りました。雲の影が延々と続くのが印象的でした。
マイアミ到着!!
常夏のリゾート地!!一度は行ってみたかった場所ですが、今回は我慢してトランジットのみ。
入国審査の手続きは日本のように機械で色々読み取り、写真を撮ってハイテクだなと思って進むと、長蛇の列が。
入国審査の文字。さっきの機械はなんだったんだ?(笑)
とりあえず並びます。どうみても今並んでる入国審査で30分以上はかかります。(この時点で乗換便の離陸まであと1時間半。)
16個もブースあるのに空いてるのは4つ。イライラ。
まぁでも並ぶしかないので待つと、やっと自分の番。
まぁ色々と聞かれますが、それなりの回答できたとおもいます。
こんな感じでした ↓ ↓ ↓
ーーーーーーやり取りーーーーーーーーー
審査官「どこからここに来たの?」
わたし「メキシコです。」
審査官「アルゼンチンにも行ったんですね?(パスポートめっちゃ見る)」
わたし「はい。」
審査官「アメリカには何日いるの?」
わたし「5日くらいです。」
審査官「お金はいくら持ってるの?」
わたし「30,000円。」
審査官「どうやってそのお金を手にいれたの?」
わたし「えーと、日本で働いて。」
審査官「全部で何日の旅行?」
わたし「1ヶ月」
審査官「自分で全部稼いだの?」
わたし「はい。」
わたし「次の飛行機まで時間無いんですけど、大丈夫ですかね?」
審査官「大丈夫。」
審査官「とりあえずそこの壁の前で待ってて。」
わたし「はぁ。」
------------------
なにやら審査の女性はオレンジの紙を書き、上司っぽい人に相談。
次の飛行機まで時間が無かったので、オレンジの紙はファストパスで、裏の近道ルートで連れていってくれるものだと思いました。
(この時点で離陸まで40分)
他にも数名同じように待たされる人が出てきました、すると係員らしき人がやってきて別ルートに誘導されました。やっぱりファストパスだ!よかった!
ドアの中に通されました。ドアの先はもう登場ゲートなのだと思っていたが、暗めの待合室。
ん?????
これ麻薬とか検査するヤバイとこじゃね?って雰囲気でした。
係員に聞いてもとりあえず自分の名前が呼ばれるまで待ってろとのこと。携帯は使うなとの張り紙もありました。
後から来たドレッドの黒人女性にここは何なの?とすごく聞かれました。僕が聞きたいです(笑)
やっと呼び出され、ブースへ行きます。(この時点で離陸まで20分)
ブースには軍っぽい格好で高圧的な態度のおにいさん。色々質問されました。
ここでも「次のフライトまでの時間無いんだけど」と質問しても大丈夫とのことでした。
(詳しいやり取りは記事最後の余談にまとめました!)
なんとか手続き完了!(この時点ですでに離陸予定時間)
飛行機待たせちゃってるわー!(汗)
と思い駆け足で、順路を進みます。
さっきまでの部屋を出たらすぐ搭乗ゲートかと思いきや、結構長いww
長いこと裏通路を通り、X線じゃない手荷物検査もありました。
やっとこさ、一般通路に出て、チケットスタッフのおばちゃんに見せると。
「これもうとっくに行ってるわよ」とのこと。(この時点ですでに離陸予定時間の15分後)
いやまじか!!!(爆)オレ一人待ってくれんのかなあ?とかは思ってたけど、まじか(笑)
横のチケットブースに行きな。とのことだったので、ブースへ。チケットを出すと、特に理由も聞かれず次の便を取ってくれました。
無料でチケット換えてくれたのはありがたかったです。理由も聞かれずだったので、結構日常茶飯事なのかもしれませんね。
でもこれで、20:30ニューヨーク着予定が、00:00ニューヨーク着という危険な到着時間になりましたw
そしてここで!!
で、結局あの場所は何だったんだ??と素朴な疑問が!!(笑)
結局ファストパスでも無かったし、、調べてもオレンジの紙のことは出てこない。※細長いやつじゃなくて、四角いんです。
で、色々調べた結果、アメリカの入国審査で要注意人物とされ、別室送りの尋問だったことがわかりました。
別室送り自体知らなかった自分は唖然とすると同時に、無事に入国できて良かったと思いました。
(最近は審査が厳しく、日本人でも入国拒否、強制送還ということもあるそうです)
自分の場合は
①ブラジル、メキシコという麻薬の温床ルートを通ってきたこと
②それぞれ4,5日と日本人にしては短期のスケジュール(運び屋の疑い)
③若いにも関わらず、それなりに豊富な資金(バックの存在の疑い)
④乗り換え時間が無くてソワソワしてる、怒ってる態度が怪しい(なにか隠している)
⑤見た目がシンプルに怪しい?(笑)
そんな要素が重なり、別室送りになったのかと思います。
別室では、別室送り自体知らなかったので、変に緊張せず受け答えできたのは良かったのかなと思います。
とりあえず、アドバイスとしては、一発目の審査でソワソワしない。高圧的な態度をしないことです(笑)
さて気を取り直し2時間ほどマイアミ空港で時間をつぶし、搭乗。
写真はチリチーズポテト Lサイズ 6.5ドル(715円)
ニューヨーク、ジョンエフケネディ空港に到着!!ついに来ました。ニューヨーク!!
時間も時間なのでホテルまでUberで行こうか考えましたが、8000円くらいするので断念!!(笑)
初日から深夜の地下鉄で移動します!!(笑)
まぁアメリカなら大丈夫っしょ!!
(ブラジル・メキシコと本気ヤバイとこを行った後だったので無駄な自信)
地下鉄の路線図。ニューヨーク来た感ありますねえ。
地下鉄ではない空港線のホーム。AM 1時くらいですが、案外人はいます。
地下鉄へ向かいます。人いないです(笑)
ホームや、車内はトラブルが怖くて写真ありませんが、雰囲気としてはなんか六本木とか渋谷の始発の電車を待ってる感じ(笑)
なんかちょっとやんちゃそうなメンズ達がいたり、なんかビール臭いみたいな(笑)
一人で乗ってる女性もいたので、怖いってのもありましたが、シンプルに荒れてる、変なやつが多いって感じでした。
そんなこんなで、最寄り駅に到着。人気が少なかったので、フード被り、怪しいやつを演じて、いそいそと歩きました。
結局ホステルに着いたのはAM 2時(笑)24時間稼働フロントだったので、無事チェックインできました。
あーーーーーホント無事についてよかった。。(笑)

余談

↓別室でのやりとり↓
ーーーーーーやり取りーーーーーーーーー
審査官「コンバンハ(まさかの日本語でなごやかに)」
わたし「こんばんは(笑)」
審査官「どこからきたんだい?」
わたし「メキシコです。」
審査官「メキシコでは何をしたの?」
わたし「観光です。」
審査官「観光はわかった、具体的に何をしたの?」
審査官「オレもメキシコに行ってみたいんだ、ハハハ」
わたし「ええと、タコス食べて、テオティワカン遺跡に行きました。」
審査官「今持ってる金はいくらだ?」
わたし「50,000円(少ないとヤバイと思ったので少し多めに申告)」
審査官「ん?」
わたし「384ドルくらい(電卓で計算して見せる)」
審査官「ニューヨークはどのくらいいるんだ?」
わたし「5日。」
審査官「ニューヨークに友達はいるのか?」
わたし「いない。」
審査官「どうするんだ?どこに泊まる?」
わたし「ホステルです。」
審査官「予約はしてんのか?」
わたし「はい。」
審査官「見せてみろ(前のめりで見てくる)」
わたし「エクスペディアの予約ページを見せる。」
審査官「一泊いくらだ??」
わたし「5000円、、、38ドル。」
審査官「ほーん。」
審査官「誰がこの宿代?旅代を出したんだ?」
わたし「自分ですけど?」
審査官「50,000円しかなかったら払えないだろ?」
わたし「インターネットで事前で予約したから!」
審査官「航空券は?いくらだ?」
わたし「全部で45万円です。3461ドル」
審査官「なに? 3461ドル? 円じゃなくて?」
わたし「そうです。(ここで世界一周券のEチケットプリントを見せる)」
審査官「ほーん。(なんか納得したげ)」
審査官「ここ全部いったのか?」
わたし「はい。」
審査官「なんの仕事してるんだ?」
わたし「コンストラクション エンジニア。」※私は施工管理の仕事をしていました
審査官「コンストラクション エンジニア(なぜか俺の目を見て、にやけながら復唱)」
わたし「はは(苦笑い)」
審査官「オーケー。(この時点で審査みたいなのは通ったぽい)」
審査官「オレは日本語の勉強にトライしたことがあってな。」
審査官「アニメが好きなんだ。」
わたし「おーいいですね!」
わたし「日本に来たことはあるんですか?」
審査官「ない、いつか行きたい」
わたし「ウェルカムです。」
審査官PCを操作。
PCが動かずしばし沈黙。
この場所が何なのか気になり過ぎて質問。
わたし「この部屋はなんなのですか?」
審査官「うーん(返答に困ってる様子)」
わたし「ここにいるのは問題のある人達?」
審査官「いや、別にそんなことはないさ(笑)」
審査官「ん?お前は問題のある人なのか??にやにや(笑)」
わたし「ノーノー(笑)」
審査官「お前の次のフライトは何時だ?」
わたし「17:30です (現在17:25)」
わたし「フライト大丈夫かな?」
審査官「大丈夫だ。」
わたし「良かった。」
(さすがにこんな訳わかんない審査で飛行機乗れないなんてありえないよね、最悪飛行機待っててくれてるでしょとこの時は思ってました。笑)
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余談

・入国審査のオレンジの紙にはhard bagsと書いてあるように見えました。

旅のつづき

 

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