ウケる海外旅行の土産話がしたい!! ~ネタ作り6のコツ~

はじめに

ウケるエピソードがない、、、、

2019年の10月にインド、カタール(ドーハ)、スペイン、ドイツ、ブラジル、アルゼンチン、メキシコ、アメリカの8ヵ国を1か月かけて旅しました。
ありがたいことに色んな人に「どうだった??」と話を振ってもらえます。
しかし困ったことにそれに対する、面白い気の利いた返答が思いつきませんでした。
というのも、みんなの言う「どうだった?」ってのは例えば、"サクラダファミリアが綺麗だった"とか、"本場のタコスが美味しかった"とか、"ブラジルのホテルがプール付きだった"とか、そうゆうのを求めているのではないから。
みんなの「どうだった?」は財布をスラれたとか、腹痛で動けなくなったとか、そうゆうのを求めているのです!!(考えすぎ?笑)
今回私は全然面白いエピソードがありません!(笑)
そんな背景もありながら、今回の私の旅の失敗?を反面教師にした、ウケるエピソードとの出会い方を紹介したいと思います。

旅先でのネタ作り 6のコツ

①移動は過酷な方を選ぶ

今回、同じ国の中での大きな移動が2回ありました。
・インドの 「デリー」~「バラナシ」
・ブラジルの 「リオデジャネイロ 」~「イグアスの滝」
どちらの移動も飛行機を使ったのですが、イグアスの滝では、40代のおじさまが25時間バスに揺られてきたというのを聞いて、深く反省しました。
直行バスで25時間。しかもアマゾンのジャングルの中の秘境を目指す。この時点でオモロイ。考えただけでよだれが、、、←
インドでも11時間の電車移動という手段もありました。電車の屋根いっぱいに乗るインド人が見れたかもと思うと悔しいです。
Point
移動は絶対過酷な方を選びましょう!!

②移動は時間が読めない方を選ぶ

同じ移動シリーズですが、こちらでも迷わず時間が読めない方を選択しましょう。
時間が読めない=予定の時刻とズレる=本来できなかった経験ができる!!です。
私の話になりますが、色々とありまして、NYへ行く飛行機が3時間ズレこんでしまいました。
そのおかげで、アメリカ最初の移動が、AM2:00の深夜の地下鉄という貴重な体験ができました!
(ちなみにNYの深夜の地下鉄は危ないという感じよりかは、六本木駅の始発電車みたいな何ともいえない客層・ニオイでした笑)
Point
時間が読めない方を選んで奇想天外な展開に思いを馳せましょう!
☆後で読んでね☆

③スケジュールに余裕をもたせよう

ここまででコツを紹介しましたが、どれも「時間的余裕」が必須です!
また、「金銭的余裕」に関してはむしろ無いほうが面白いエピソードに出会えます。
金銭的余裕があると、せっかくの苦行がスキップできてしまいますからね。(同国内移動で飛行機に乗る、市内移動はタクシー、現地ツアーに参加などなど、、)
Point
スケジュールの段階で、トラブルすらも楽しめる「時間的余裕」を組み込んでおきましょう!

④現地の人と交流する(とりあえずついていってみる)

これはかなり上級者向けです。
ただ、面白いエピソードに出会える確率は飛躍的にあがります。
結局、人間×人間のエピソードが一番面白いんですよね~
しかし!!1日目は絶対に無理をせず、その土地の空気感に慣れましょう。かくいう私もインド1日目で速攻、詐欺被害にあいました。
国が違えば、雰囲気も違うので、旅自体が何日目であっても、その国での初日は万全の注意を払いましょう!!
Point
その土地に慣れてきたら、現地の人と交流しよう!
☆後で読んでね☆

⑤調べすぎない

これはネタ作りからは少し脱線してしまいますが、どこまで下調べするかについて少しご紹介。
どれだけ下調べしてから旅に出かけるか、迷いどころですよね。
あんまり、調べ過ぎても面白くないし。。。
個人的には出発前に調べることは、
・観光名所に関しては、場所とメインどころのみ
・飲食店に関しては、お店ではなく、食べてみたい料理名のみピックアップ
こんな感じで、旅の前半は、気の赴くままにブラブラします。前半は何もかもが新鮮なので楽しいです。
後半、飽きてきたくらいで、色々と調べてみましょう!自力では見つからなかった場所が分かって面白いです!お店の位置などもその頃には街の地図が頭に入っているので移動も早いです。
今回で言えば、メキシコのタコス屋さんも1軒目は調べないで入りました。結果、滞在中に食べたタコスの中で1番美味しかったです。
ベタですが、地元のお客さんがいっぱいで賑わっているところが間違いないです。
Point
下調べしない方がかえって美味しいものが食べれたり、新たな発見がしやすい!!

⑥エロは最強。

はい。エロは最強です。説明不要かと思いますが、私がこれを痛感したエピソードを一つ。
ある飲み会で、例のごとく私が世界一周の話をさせてもらっていたのですが、その流れで友人の一人がドイツの有名風俗に行った話をしてくれました。
もうその風俗エロエピソードが超面白くて、爆笑の嵐で悔しかったです。(笑)
30日間の世界一周旅が3日間のドイツエロ旅行に完全に負けました。
つまり。。。
Point
エロは最強です。
※ちなみにそのドイツの風俗はFKKというところらしいです。本気でスゴイらしいので、気になっちゃった人はコッソリ検索(笑)

まとめ

まとめると、なるべく下調べせずに、過酷で、予定が意味をなさないような旅をするべし。ということですね。←
ただ、話のネタのために行くわけでもないしな。。。
と思いますよね? 私もそう思います。
そんな時は、「旅」と「旅行」は別物という風に分けて考えてみてはどうでしょうか??
旅行の場合
【目的】あくまでリフレッシュするため
【心の状態】基本的にノーストレス
【方法】下調べして、トラブルや不確実性を排除する
旅の場合
【目的】新しい発見、体験するため
【心の状態】ストレスがかかることも
【方法】あえて調べない、思っていた結果とは違くなりそうなことを選び、不確実性を残す
※一部、後述する「休み方改革」を参照
以上のように確実性の高い、『綺麗な人気の観光名所』、『美味しい料理』、『楽しいアクティビティー』など、楽しいことが約束された想定どおりの「旅行」では面白いエピソードに出会いにくいです。
逆に、楽しいかどうかわからない、嫌な思いもするかもしれない、そんな予期せぬ、"不確実性"のある「旅」の方が面白いエピソードに出会いやすそうですよね!
つまり、ウケるエピソード・土産話とは、”不確実性”と言っても過言ではありません!!
私の場合、今回初めての長期旅ということもあり、確実性・安全性重視で旅したのが敗因ですね←
しかしネタ作りも良いですが、まず自分が楽しむ・安全に帰ってくるのがなにより大事です。変な武勇伝を残そうとして、危険なトラブルに巻き込まれないよう注意してください。カッコ悪いです。
みなさんも次の旅行では、「旅」がしたいのか「旅行」がしたいのか、自分の目的がなんなのかハッキリさせると旅がワンランクアップするかも!?
ご拝読ありがとうございました!
まとめ
ネタ作りなら、"不確実性"のある選択を!!
また、不確実を楽しむ時間的余裕と、危機管理も忘れずに!

おすすめ著書

「休み方改革」 東松寛文 著

まとめの、"確実性・不確実性"という切り口は、"リーマントラベラー"こと東松寛文さんの著書を参考にしました。
「旅行と旅の違い」 私も長年考え続けてきたテーマですが、”確実性・不確実性”という答えが出たような気がします。なんとなく、ぼんやり思ってはいましたが、ここまでスッパリとまとめてくれると気持ちいいです(笑)
同書は「休みにくい職場での休みの勝ち取り方」をメインテーマに執筆されています。
章の間のコラムとして「旅行と旅の違い」「若者が仕事を辞める本当の理由」などが掲載されていて、これもまた仕事を辞めた若者である私がぼんやり思っていたことをスッパリ言いあてられたような気分でビックリしました。
著者自身、週末だけで世界一周達成など、非常にユニークで社会派な方です!
旅好きサラリーマンの皆様、一読の価値ありです。
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